出産後の睡眠

出産後も、授乳期から幼児期にかけて、夜眠るときにたいていは子どもに添い寝をすることになるでしよう。ぐずったらあやし、しつかりと抱き合い、ときには添い乳をする……お子さんが成長していく上で、とても大切なスキンシップの時間ではあリますが、こうして横向きで眠る習慣が身につくと、体は悲鳴をあげてしまいます。

体のラィンを決める鎖骨が、上から見ると弓なり状に湾曲することで、肺が縮まってしまいます。深く呼吸ができないので、体はどんどん冷え症になリます。自覚なしにこの状態がひどくなると仰向けになっていても、肩の下に手が差し込めるほど湾曲が進みます。そうなると、俗に四十肩と言われる手が上がらなくなったり、指先がしびれたりするような症状があらわれてしまうのです。