睡眠と体温

体温が低いと脳の睡眠中枢に血液がいかず、睡眠障害を起こしやすいこともあります。また、夜中に目觉めやすいのも低体温の人の特徴です。これは、眠っていて体温が下がりすぎないように、頻繁に替告を発するせいでもあります。

これらの事象からも、良い睡眠にとって適切な体温を保つことがいかに大切か、よくわかります。

体温を上げるためには'眠りにつく前に体を十分温めることが必要です。

よく言われるように、辊る前の入浴は体を温めるのに有効です。この際、熱いお風呂に短時間入るより、体温より少し高い38〜39度のお風呂に20分ほどゆつくり浸かることです。おへそのあたりまでのお湯に浸かる半身浴はより効果的です。

また、日中には適度な運勋を心がけること。激しい運動でなくてもいいのです。通勤,通学のときに歩くことくらいで十分です。あるいはエレベーターを使わずに階段を歩いて上がる程度でもかまいません。車で移動せずに自転車や徒歩に切り替ぇるなど、日常的な習惯の積み重ねが大切です。